○坂戸、鶴ヶ島水道企業団職員公務災害等見舞金支給条例
昭和51年6月26日
条例第3号
(目的)
第1条 この条例は、職員が公務上負傷し、もしくは疾病にかかり、または通勤により負傷し、もしくは疾病にかかり障害が残った場合または公務上死亡し、または通勤により死亡した場合に、公務災害等見舞金(以下「見舞金」という。)を支給し、もって職員またはその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例で「職員」とは、本企業団の職員で地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号。以下「補償法」という。)第2条第1項に規定する職員、坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例(昭和51年坂戸、鶴ヶ島水道企業団条例第2号。以下「補償条例」という。)第2条に規定する職員をいう。
(見舞金の支給)
第3条 見舞金の支給は、第8条の規定による認定に基づいて、企業長がその支給を受けるべき当該職員または遺族の請求をまたずに行なう。
(見舞金の種類)
第4条 見舞金の種類は、次に掲げるものとする。
(1) 障害見舞金
(2) 死亡見舞金
(障害見舞金)
第5条 障害見舞金は、職員が公務または通勤により負傷し、または疾病にかかり治ゆしたとき別表に定める身体障害が存する場合に当該職員に対して支給する。
2 障害見舞金の額は、別表に定める障害の等級に応じた額とする。
3 別表に定める程度の身体障害が2以上ある場合の身体障害の等級は、重い身体障害に応ずる等級による。
(死亡見舞金)
第6条 死亡見舞金は、職員が公務または通勤により死亡した場合に当該職員の遺族に対して支給する。
2 死亡見舞金の額は、1,000万円とする。
(遺族の範囲及び順位)
第7条 死亡見舞金を受けることができる遺族は、職員の死亡の当時において次の各号のいずれかに該当する者とする。
(1) 配偶者(婚姻の届け出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む。)
(2) 職員の収入によって生計を維持していた子、父母、孫、祖父母および兄弟姉妹
(3) 前各号に掲げる者以外の者で、主として職員の収入によって生計を維持していた者
(4) 第2号に該当しない子、父母、孫、祖父母および兄弟姉妹
(代表者の選任)
第9条 死亡見舞金を受けることができる遺族が2人以上あるときは、これらの者は、そのうち1人を死亡見舞金の受領者として、企業長に届けでなければならない。
(見舞金の支給制限)
第10条 見舞金の支給制限については、補償法第30条および第39条の規定を準用する。
(委任)
第11条 この条例に定めるもののほか必要な事項は、企業団規則で定める。
付則
この条例は、公布の日から施行する。
付則(昭和54年条例第2号)
この条例は、昭和54年4月1日から施行する。
別表(第5条関係)
障害の等級 | 支給額 |
第1級 | 10,000,000円 |
第2級 | 8,800,000円 |
第3級 | 7,800,000円 |
第4級 | 6,800,000円 |
第5級 | 5,900,000円 |
第6級 | 5,000,000円 |
第7級 | 4,200,000円 |
第8級 | 3,400,000円 |
第9級 | 2,600,000円 |
第10級 | 2,000,000円 |
第11級 | 1,500,000円 |
第12級 | 1,000,000円 |
第13級 | 700,000円 |
第14級 | 400,000円 |
備考 この表に定める等級に応ずる身体障害については、補償法別表の例による。